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初のゲームレビューをやってみます。
特別どこかのレビューサイトを参考にするわけでもないので(ぇ)、書き方などはかなり適当ですがご容赦ください。


作品は
「BATEN KAITOS 終わらない翼と失われた海」(GC)


ナムコから販売の新作RPGです。
バトルにコマンドではなく、「マグナス」と呼ばれるカードを選ぶという斬新なシステムを売りにしています。



カード(以下「マグナス」)をシャッフルして引くものなので、RPGのバトルとしてはかなり偶然性の高い戦闘になります。(その代わり、命中率の概念はありませんが)
加えてマグナス選びの時間制限があるため、素早い判断も必要になります。

カード運ならぬマグナス運も重要になってきますが、マグナスを選ぶ際にマグナスについている数字(精霊数)をポーカーの要領で揃えていくことで攻撃力や防御力、回復力を増大できる効果(プライズ)が存在し、それが戦略性を高めています。

このシステムはプレイしていて初めはうまくいきませんでしたが、次第に慣れていくとかなり燃えてきます。

ただし、攻撃ターンだけでなく、防御ターンにも防具マグナスをリアルタイムに選んでいくため、息つく暇もなく、また時間もかかります。
全体攻撃の概念も珍しくないため、雑魚敵にも時間がかかります。
難関のボスは2回攻撃する場合もあるため、下手をすればボスバトルに1時間以上かかるときもあります。

このあたりの欠点を補うためか、続編となる「BATEN KAITOS Ⅱ 始まりの翼と神々の嗣子」ではバトルシステムが改善され、よりスピーディで滑らかな戦闘になっています。(それでも時間はかかりますが)
Ⅱについては後々レビューを書く予定です。

欠点はあるものの、かなり細かく作り込まれたシステムと言えるでしょう。




フィールドは画面固定でプレイヤーを操作していきます。
フィールドのグラフィックはかなり精度が高く、固定ながらも作り込みが細かいため、各国の外観の特色がよく分かります。
グラフィックは多少2D的ですが、美しさに感動するには十分かと。




もう1つの特徴は、プレイヤーが「精霊」として主人公に憑依した、という設定です。
主人公や仲間の発言に対し、返答の選択肢が度々表示され、それにより多少の対話ができます。
精霊は、ゲーム上の世界とは別次元の世界の住人であるため、まさにプレイヤー自身を示しています。
そのためか、なんだか仲間たちに愛着が湧いてきてしまうのはわたくしだけなのでしょうか・・・?
(でも、さすがにボイスには入らないので残念ですがw)




また、遊び精神も豊富。
フィールドでは、「マグナエッセンス」というあらゆるアイテムを入手できますが、それが時間で変化したり(炎→火→なくなる)、それを誰かに渡したりというRPG要素もあります。
バトル中も、たとえば「カツオ」のマグナスの次に炎の魔法のマグナスを選ぶと、「焼き魚」という新しいマグナスが精製されたり、「カツオ(HP回復)」のバトルマグナスが時間変化で「腐った魚(猛毒効果)」になるなど、無駄とも思える遊びが散りばめられています。(「SPコンボ」といいます)
このあたりがマグナス収集のコンプリートを目指すようなコアユーザーへの配慮なのでしょうかw
実際、わたくしはSPコンボにはあまりお世話になりませんでしたが、かなりプレイ上でも役立つそうです。




音楽は桜庭統。
世界観に合ったオーケストラの響きと、ロックテイストが混在し、ときには融合します。
全体的に重厚なサウンドでうまく場面を盛り上げてくれます。
通常戦闘の曲などは、プレイした人の間では神曲として名高いです。
実は、続編の「Ⅱ」の方を先にプレイしているわたくしですが、そっちで桜庭サウンドを好きになりました。
当然のように「Ⅰ」も「Ⅱ」もサントラを購入しましたけど、何か?




次はストーリーについて語ります。
ネタバレ注意なので、追記に書きます。

ストーリーについて。


基本的な流れは、
千年前の邪神との戦争で大地は汚れてしまい、そこから逃れるため大地をいくつかの部分を上空へ浮かせ浮遊大陸が誕生した。
しかし、力を求めた悪役が邪神復活を目論み、世界は崩壊へと向かっていく、というもの。


まず特徴的と言えるのが、主人公の性格です。
年齢は18で、ルックスも良いのはいかにもですが、問題はひねくれもの、という点です。
命を賭してヒロインを守った者の遺体に「良いマグナス持ってるな」と発言したり、
次に仲間になるキャラに対して陰で「あいつもバカだよな」と発言したりと、主人公にあるまじきものだと言えます。

だからこそ、主人公が実は敵側であった、という衝撃的展開にもうなずけます。
まぁ当然敵側から目を覚まして結局戻ってくるわけですが、その辺りもう少し理由をはっきりさせてほしかった感もあります・・・


ラスボスと思われていた敵も、実は真のラスボスではなかった、というのは王道ではありますが、やはり驚いてしまいます。
それも、そのラスボスが続編の「Ⅱ」の主人公とヒロインの間の子どもという裏設定を知っていたからですが。
(「Ⅱ」は今作の20年前の話です)
真のラスボスが出てきても、何も疑わずにいました。



ストーリーは、当初は「世界崩壊を阻止する」という王道でしたが、中盤からはその流れをくみしつつ「存在意義」についてのテーマ性が強くなってきます。
主人公やヒロイン、そしてラスボスもそうです。
終盤のセリフの節々に伝えたいテーマが散りばめられている印象もありました。
しかし、言葉はわかりやすく綴られているため、理解は子どもでもできるでしょう。

「皆が矛盾したものを抱えながら生きている」
というヒロインの言葉には、まさに納得でした。



伏線も多いです。よく分からない部分はほぼ回収していました。
伏線に納得する場面も多いです。
しかし、1つだけ疑問が・・・
主人公の死した弟の願いって何だったのか・・・



ラストは感動しました。
それまでヒロイン→主人公のフラグはあっても、主人公→ヒロインのフラグはなかったのに、ラストになってヒロインが散るところでいきなりですよ。
いきなりそのデレっぷりは反則ですww

そう、ヒロインは浮遊大陸が大地に帰り平和が戻った後で、自らの宿命に従い、自分を犠牲にして「海」を解放します。



さらに、最後の最後には精霊であるプレイヤーとのお別れシーンも。
色んなキャラが別れの言葉を言ってくれます。

そんな中、主人公から、
「俺がお前を呼んだんじゃない。お前が俺の方に来た。お前はどうしてここに来たんだ?何か自分の世界にはないものを求めていたのか?」

ここで選択肢。曖昧な肯定と否定。
いや、まさにそうかもしれないんですけど;;

何だか、不意を突かれました。

さて、そんなこんなしているときにヒロイン復活。
やっぱりこういうゲームはハッピーエンドですね。
歳を重ねると、バッドやビターエンドも受け入れられますが、やはりハッピーエンドをどこかで期待しています。




かなり雑多ですが、こんな感じにしておきます。
後半のストーリーの方はかなりグダグダですね;;
これからもレビュー書いていくので、その辺りは今後直していきたいと思います。


要するに、かなりの良作だと思います。
GC持っている方は、体験して損はないかと。


次回のレビュー(「次回にレビューを書くときのネタ」であって、次の記事とは限らない)は、
「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」(Wii)の予定です。
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COMMENT :
RAVEがリーシャの名前に由来してるって,今初めて知った
DCと書いて何と読みますか?
ダ・カーポですか?
デーモンカードですか?

ちなみに
DBを未だにダークブリングと読みます.
タケコ→CoCoHa 2008-10-14(Tue)23:39:14 編集
COMMENT :
>>CoCoHaさん
ハンネ変えたんですね。改めてよろしくです。

ちょっと!知らなかったんですか?
RAVE全35巻を10回くらい読み返したわたくしには聞き捨てなりませんw

はい、「デーモンカード」と読みます。
DBも無論ダークブリングです。
えぇ、もちろんですとも。
Tαkё 2008-10-15(Wed)22:54:09 編集
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